奈良県:真言宗大峯山寺参拝

お世話になっております、本店店長上田です。
 
 
先日の5月21日、22日と奈良県吉野郡天川村にある修験道の寺院である、
真言宗大峯山寺に行ってまいりました。
 
 
弊社が専属指定頂いている岡山霊園の役員さんの中に
毎年大峯山寺に参拝に行かれる「柏手会」の方がおられ、
一緒に参加させて頂きました。
 
 
私は過去4回参拝させて頂いており、前回より3年ぶりの参拝となりました。
 
 
過去4回中3回は雨天に見舞われるほど、雨の多いイメージの大峯山参拝ですが、
今回は晴天に恵まれ、準備していた雨合羽の出番はなかったです。
 
 
AM1:00に起床し、入山前に龍泉寺にてお参りをし、
 
 

これより結界 
これより結界

 

AM2:00よりスタートとなります。
スタートしてすぐに一の茶跡があります、昔は建物があり、休憩できるスペースが
あったようです。
 
 
ここを過ぎると自然の強さが出てきます。
いっぺんに木の根が土肌からでていたり、岩がごつごつしていたりと、
足元が悪くなります。
 
 
時間もAM2:30頃で回りはまだまだ暗く、先達さんという旅館専任のガイドさんと
ヘッドライトが頼りです。
 
 
水分補給と塩飴などでのエネルギー補給をしながら一歩一歩登って行きます。
 
 
1回目の休憩小屋に到着するのはAM2:50頃で、
入口からは標高にして200m、距離にして2kmほどの所です。
 
 
休憩小屋につくと体が固まった感じと、気怠い感覚にとらわえ、
3年前に登らせて頂いた時より年を取ったんだなと感じました。
 
 
「出発!」という、先達さんの掛け声で気を取り直し引き続き山道を進みます。

 

御助け水①
御助け水①

 

2回目の休憩所は「役之行者慈悲乃助水」というところで、山水の溜りが有る所です。
山水は自由に頂けるのですが、年によって溜りがあったり、なかったりします。

 

御助け水②
御助け水②

 

今回は溜りがあったのでいただけたので、力をもらい山道を進みます。
 
 
助水を過ぎたあたりから、標高も1,350mとなり、足場も険しい岩山になります。
 
 
AM4:00頃に最終の休憩小屋に到着します。
 
 
入口から最終の休憩小屋まで標高にして600m、距離にすると6km道のりです。
 
 
最終休憩小屋でのお楽しみはお茶と、お菓子のお接待が有ります。
この最終休憩小屋ではシーズン中ずっと住み込みでお接待下さる方がおられ、
 
 
グッズなどの販売もされておられます。
 
 

杖の焼き印
杖の焼き印

 
 

また、入山時より助けてもらっている杖にも焼き印をして下さります。
 
 
今回の焼き印は真っ黒でした。
最終の休憩所をすぎ残り15分ほどで岩山に到着します。

 

御来光待ち①
御来光待ち①

 

ここの岩山の上で見れるものが「御来光」です。

 

御来光待ち②
御来光待ち②

 

御来光までの静けさを一緒に登ってきた「柏手会」の方々と
労をねぎらいあいます。
 
 
真っ黒で星が散りばめられていた、空の色もいつしか薄暗い青色へと
かわっていました。
 
 

御来光前①
御来光前①

 
 

その薄暗い青い空の一部が赤く染まり出します。

 

御来光前②
御来光前②

 

御来光
御来光

 

「御来光」です。
 
 
太陽が遠い空から頭を出すと、周りでも歓声が起きます。
 
 
何十回とお参りをされている柏手会の方もなかなか拝めることがないと
おっしゃっておられました。
 
 
過去4回登ってた私も5回目にして最高の御来光に出会うことが出来ました。
 
 
このような綺麗御来光は人生で初めてかもしれません、
 
 
登りゆく太陽に照らされながらとてもありがたい気持ちになりました。
そして、また次回も参加して御来光を見にゆきたいと思い、
また一年体調を整えご縁を頂けるよう日々精進しなければと決心いたしまた。
 
 
ここから本題の「行」になってゆくのですが、長くなりましたので、
次回にお話しさせて頂ければと思います。
 
 
では、このあたりで失礼いたします。
                                 合掌

 

本店店長 上田
本店店長 上田
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