西宮市営墓地訪問

いつもお世話になります、本店店長の上田です。

 
先日から寒い日が続きましたが、
12月21日は少しゆるんだように思います。

 

ただ、天候は不安定ですので、
皆様も体調にはお気をつけください。

 

私も自主防衛の一環として、
手洗いとうがいを心がけております。

 

さて、今回は少し遠くに行ったことをお話いたします。

 

今回お伺いした霊園は兵庫県西宮市に有ります、
西宮市営墓地です。

 

 

墓地入口

 

 

お客様のご依頼で、大津市より西宮市にお墓のお引っ越しの
下見に行ってまいりました。

 

 

とても広い参道です

 

 

私も西宮市営墓地は初めての施工となりますので、
分からないことも沢山あります。

 

そういう時はやはり「聞く」に限ります。

 

 

墓地管理事務所

 

 

管理事務所に施工指導を受けるため門をたたきます。

 

担当の方に現場の区画まで案内していただき、
分かりやすい説明をして頂きました。

 

当日はご丁寧にして頂き本当にありがたかったです。

 

墓地より管理事務所に戻るときに、
ふと25年前の震災を思い出しました。

 

大きな区画の石碑はやはり傷跡が多々ありました。

 

悲惨な状況であったことが想像できました。

 

震災の教訓で当社の施工方法も変わりました。

 

内容としては、石碑の接着面には
耐震ボンドを使用することです。

 

地震に対しての対応は少し少しずつですが進んでおり、
オプションで耐震施工もさせていただいております。

 

あと、珍しい石をみてきました。
それは「本御影石」です。

 

 

霊園内にある本御影石の石碑

 

 

現在墓石として使われる石材のほとんど
「御影石」が使われています。

 

 

この御影石は国内だけではなく、
中国やインド、ヨーロッパなど
全世界でとれます。

 

ただすべてを「御影石」と呼んでいますが、
その語源のとなったのがここ兵庫県神戸市にある、
御影地区からとれた石を「御影石」と呼んでいたことからです。

 

今では区別をして、御影地区でとれる石を「本御影石」と呼びます。

 

ただ、現在本御影石がとれる場所が採掘禁止となっており
採掘ができないとか・・・

 

数年に一度市場に出ることがあるのですが、
石碑にするととてつもない高額になるそうです。

 

兵庫県産の本御影石の石碑は、
近いといえども京滋地区では見たことがなかったため、
勉強になりました。

 

またお客様に豆知識として伝えていければと思います。

 

今年もありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

 

本店店長 上田
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