日本初の‥‥‥

こんにちは 京都営業の安城です。

 

関東 東日本 北海道と台風 大雨と大変ですね。

 

京都も数年前、桂川等氾濫するくらいの大雨でした。

 

名勝嵐山界隈も浸水していました。

 

 

京都府南部を流れる小畑川は、

 

桂川に合流する短い小さな川です。

 

 

京都から兵庫県の西宮市に至る西国街道と

 

この小畑川が交差する位置に「一文橋」という橋が

 

あります。丁度、向日市と長岡京市の境界辺りです。

 

大雨が降ると洪水になる”暴れ川”で、度々流されたそうです。

 

街道の往来が出来なくなるので、新しく橋を作らなければ、

 

なりません。ところが、莫大な費用がかかるので、

 

大きな負担になっていました。

 

そこで、幕府は、橋守を置き、橋を渡る人から

 

通行料として一文を徴収して橋の工事費に

 

充てていました。

 

有料の橋は話題となり「一文橋」と呼ばれる

 

ようになったそうです。

 

 

貧しい人など泳いで渡り、見つかると、斬りつけられたり

 

したそうです。

 

橋守の半兵衛はこのような貧しい人を素知らぬ顔で、

 

見過ごしたので、心優しい行動から

 

見て見ぬふりをするときなどに

 

「知らぬ顔の半兵衛」という慣用句が生まれました。

 

 

どこにでもある、ありふれた橋ですが、

 

日本初の有料の橋だったそうです。

 

京都にはこのように、「日本初」が沢山あるようです。

 

 

 

 

 

 

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