世界の埋葬から(8)「水葬」

おはようございます

岐阜店 営業担当の平です。

ひら

「世界の埋葬から」の数少ないファン

の皆様(一人でもいるのでしょうか?)

お待たせいたしました。

 

本日は「水葬」についてお話させてい

ただきます。

 

「水葬」とは、遺体や遺灰・遺骨を海や

川、湖などに葬る方法です。

 

 

アメリカでは水葬が許可されている

ので、水深600メートル以上の海上

であったり、浮き上がってこないよ

うに配慮するなど、様々な条件を満

たせば、誰でも水葬が可能です。

 

 

インドのヒンズー教徒の場合は、遺

体を火葬し、その後お骨をしばらく

安置してからお葬式を行い、僧侶と

共にお骨をガンジス川に運んでそっ

と流します。

 

 

他には、航海中の死者や、戦争など

による犠牲者の遺体を母国へ運ぶの

が難しい場合に航行中の船舶から海

へ葬る場合があります。
 

日本の法律では、特別な例を除けば、

原則的に法律で禁じられています。

(特別な例とは、上記の航海中でか

つ様々な条件を満たした場合のみで

す。この場合以外で水葬を行うと死

体遺棄罪に該当しますので、絶対に

行わないでください。)

 

 

有名な方ですと、人類初の月面着陸に

成功したアームストロング氏の遺灰が、

水葬されました。

 

このように世界はもちろん国内にも様

々な埋葬方法があります。

 

しかし、どのような埋葬方法でもやは

り一番大事なことは死者を思う心だと

いうことをお忘れないようにお願いい

たします。

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